エコファシズムってなんだ? 環境と差別の話

エコファシズムとは?

エコファシズムとは、人間のことよりも自然環境や動物の保護を重視する思想エコロジー(環境主義)とファシズム(独裁権力主義)を掛け合わせた造語です。
最近よく聞くようになりましたよね。

一見すると正論な感じではあるけど、思考の偏りによる危うさもあります。
例えばこんなのを聞いたことありませんか?

”現代の環境問題は全て人口増加が原因だ。だから人間の数を減らすべきだ。”
そんな流れでか、ワクチン陰謀論?みたいなのも浮上しましたよね
あるいは、コロナで人が外出しなかった時野生動物が街を悠々と歩くニュースが流され…
”ああ人間がいないと動物って幸せそう…やっぱり人間は自然にとって不必要な存在なんだ!”
と言う考えもよく聞かれましたね。
どちらの考えもまさにエコファシズムなんです。

一方的にならないように注意

でも、どちらも言っていることってそんなに間違ってはいませんよね。
もしかしたらけっこう適確なことを言っているかもしれません。
ただエコファシズムの肝心な点は、この考えが偏りすぎると社会的強者から弱者への一方通行な非難や差別になってしまうところです⚠️
例えばこんな状況。
途上国の人々がプラ製のレジ袋やストローを使っているのに対して、結局こういう人間たちが環境問題の原因だ!と主に先進国の人が批判する。”
でも実際この状況、よくよく考えてみてください。
途上国は経済的理由から安価であるプラ素材しか選べないのもあるし、そもそもプラ素材を開発しそれなしでは成り立たない社会を作ったのは先進国ですよね?

つまりもはや現代の環境問題は複雑すぎて一箇所直せばそれで済むというレベルじゃないということ。
だから環境問題と社会的正義は、多角的に見て何が最善か見極める必要があるんです🌱
とくに、気づけばエコファシズムな考えに陥っている…ってこと案外ありますので注意です⚠️
覚えておきましょう♪

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