一寸先の依存症
増える依存症
社会の発達に伴い新しい依存症も増えています。
現代を生きるのはもはや何かしらの依存症と隣合わせで生活しているようなもの。
アルコール、タバコ、ギャンブルはもちろん、買い物依存症、親依存症、ネット依存症、砂糖依存症など、新しいタイプの依存症がどんどん増えています。
そもそも依存症とは、特定の行為を自分の意思でやめられない状態のこと。
“コントロール障害”と呼ばれる“病気”です。
社会生活への支障、行為によっては心身被害も出てしまいます。
依存症にはどんなものがあるか?
大きく分けて3つのタイプがあります👇
物質依存
アルコール、タバコ、薬物に加えて最近では砂糖やカフェインの依存症状が深刻です。
砂糖を使用して作られる飲み物やスナック、加工食品はリスクが高いです⚠️
カフェインはコーヒーや紅茶よりエナジードリンクに注意!
行為依存
代表的なのはギャンブル(パチンコや競馬など)に加えて最近では性(性行為やポルノ)、ネット(SNSやゲームなど)、買い物といった新たな依存症状が増えています。
関係依存
ストーカー行為や極度の束縛からなるDVに加えて最近では共依存(親が子にまたは子が親に頼る)が増えています。
承認欲求(褒められたり尊敬されたりする欲求)が高く過度に固執する傾向にある人も、ある種の依存です。
きっかけはささいなことから
依存症になると、その行為をすることで脳内に快楽物質ドーパミンが必要以上に分泌されるようになります。
言い換えれば、依存症状態になるとそもそもその行為がしたいのではなくてドーパミンを求めてそのことをしてしまっているんです。
“最初は日々の疲れやストレス発散のつもりで●●を始めてみたら、やめられなくなった。”
ほんとにその程度のきっかけで誰でも依存症になってしまう可能性があるんです。
しかもアルコールやタバコのような代表的なものじゃない限り、依存症になっていることに気づきづらいかもしれません。
本当に身近なんです。
自分や周りの大切な人がそうならないように。
そうなったとき気付いてあげられるように。
覚えておきましょう!
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