口で呼吸してる?それって鼻で水を飲むようなものですよ

鼻呼吸と口呼吸、どっちが正しい?

口を大きく開けてみてください。
そのままの状態で、鼻で呼吸できますか??


もしこの状態での鼻呼吸がぎこちなかった人は注意!!
おそらく普段から口呼吸になっています⚠️

結論から先に言えば、呼吸は鼻でするべきで、なんなら口で呼吸するのは危険でもあります。

口呼吸は、鼻で水を飲むのと同じという理屈

本来は鼻だけが呼吸のための器官。
そして口は物を食べたり飲んだりするための器官なんです。

進化の中で人間は言葉を話すようになり、そのついでに口呼吸をするようになりました。
なので、哺乳動物の中で普段から口呼吸をしているのは人間だけです。
でもその口呼吸は果たして恩典なのかと言うと決してそうじゃありません。

例えば、鼻でだって水は飲むことはできますが、だからと言って皆さんは普段から鼻で水を飲んでいますか??
飲んでいないですよね。
それは鼻の正しい使い方じゃないです。

これと同様に、口で呼吸できるからといって呼吸は鼻でするべきです。
口で呼吸をするということは、鼻で水を飲むくらい不自然なことなんです。

では具体的に、なぜそこまで呼吸は鼻にするべきかと言うと、まずはそのメリットから見ていきます。

鼻呼吸のメリットと口呼吸のデメリット

鼻には空気を吸うための機能が備わっています。
入り口に粘膜や鼻毛があり、ウイルスやほこりが取りのぞかれます。
また気道に距離があり体内に入るまでに空気があたたかくなるため、ウイルスが好む乾燥を防ぎます。

一方で口の場合は、一度に大量の息をそのまま喉に当てることになります。
すると喉が乾燥しウイルスが繁殖し、口腔や喉、気道、肺に関するあらゆる病気のリスクが高まるんです。
さらに、口腔内の乾燥は口臭の原因にもなってしまいます。
そして極め付けは、口呼吸が続きすぎると鼻呼吸障害になり、脳機能の低下リスクも招くこと。
本当に注意が必要です。

鼻呼吸を意識しよう

では、口呼吸にならないためにはどうするか??
それはなんと言っても【口の周りの筋肉を鍛える】ことです!!
日頃から次の3点を意識してみるといいと思います🌱

❶よく話す
❷話す時はよく口を開く
❸食事中はよく噛む

食事中の咀嚼の大切さについては、こちらの記事【食べると言うより咀嚼する】をご覧ください🌱

食べるというより咀嚼する

日本人の噛み具合 現代日本人の食事時間は平均10分、咀嚼は約600回。これが100年前では食事時間20分、咀嚼は約1,500回1,000年前は食事時間30分で、咀嚼は約2,600回。2,000…


ということで大事なのは、新鮮な空気をちゃんと鼻から取り入れること。
そうするだけで、いきいきとした酸素が血液に乗り、体内の隅々に届きます。

しっかり鼻呼吸型になって、ステキ&健康な鼻呼吸ライフをお送りください🌱

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