大豆ならなんでもいいわけじゃない

非発酵の大豆食品には注意

大豆は何かと健康にいいと言われていますが、発酵していない大豆食品の食べ方には気を付けるべきと指摘され始めてきています⚠️
発酵していない大豆食品とはつまり非発酵大豆食品ですから、豆腐や油揚げ、おからに加え、豆乳や最近注目の大豆ミートも含みます。
体にいいイメージのある豆乳ですら、実は注意すべき食品なんです…

豆類の食物毒“レクチン”

豆類は皮や種子に毒素“レクチン”を備えています。
この毒は“植物毒”とも呼ばれ 、豆類の中では大豆が最も含有量が多いんです。

なぜ毒性を持っているかと言えば、その理由は子孫を残すため
人間や動物に好き放題実を食べられてしまえば子孫を残せなくなるので、身を守るために毒を持っているんですね。

ちなみに大豆以外の野菜も植物毒を持っていて、代表的なのはナス科の野菜です。
詳しくはこちらの投稿 【夏野菜の毒に注意】をご覧ください🌱

夏野菜の毒に注意

夏は野菜が安くて美味しくていい…でもその代表的野菜には注意! 夏野菜の代表格といえば、ナス科の野菜です。ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン、パプリカ、唐辛子など…

食べすぎると起きる“腸漏れ”

この植物毒を食べすぎれば、下痢や便秘・腹痛・頭痛・関節痛・アトピー・肌荒れなどあらゆる体調不良を慢性的に引き起こします
なぜなら毒の刺激により腸内で“リーキーガット(腸漏れ)”が起きるからです。

リーキーガットとは、腸に穴が空いてしまうこと。
腸壁は消化中の食べ物の栄養素を吸収しやすくするため薄い細胞でできているので、毒などの刺激で破けて穴ができてしまいます。
リーキーは“漏れる(leaky)”で、ガットは“腸(gut)”という意味です。
もし腸内に穴が空けば、本来は腸内で分解されるべき細菌や食物成分などが体内に流れ出てしまいます
そしてそれが血中を流れれば、体の免疫反応が働いてしまいアレルギーやアトピー反応を引き起こしてしまうんです⚠️

オススメは発酵大豆食品

小豆やひよこ豆など他の豆なら浸水や加熱で無毒化できますが、大豆は毒の含有量が高いためそれが難しいんです。
そこでおすすめなのが、発酵大豆食品です!
発酵すれば、大豆でもその過程で植物毒が分解され、さらにタンパク質も消化しやすくなるからです!
納豆や味噌、醤油こそ積極的に食べるべきですね♪

なお、この他にも市販の安い大豆系の加工食品や調味料は避けるべきです。
なぜならそういった商品に使われているのは、安価な輸入品の遺伝子組み換え大豆がほとんどだから。
大豆食品を買うときは大豆はそもそも国産か有機か? 栽培方法はどうか? しっかり確認してからにしたいですね🌱 

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