脂質と”あぶら”の話

脂質=あぶら

脂質=あぶら=太る”というイメージが出回っていて、“脂質は体に悪い”とか“痩せたいなら脂質抜き”なんてよく聞きます。
でもこれらは実は誤認識です。
あなたは脂質に対して、こんな誤解、していませんか?
確かに脂質=あぶらというのは合っていて、それが高カロリーで過剰摂取すると体重増加と疾患のリスクがあるのは事実です。
だけど、その大雑把な認識だとかえって危険かもしれません。
ちょっと整理しましょう。

そもそも脂質は体に欠かせない必須の重要栄養素
不足するとエネルギーが出ず細胞機能が低下し、ホルモンバランスが崩れ、体に不調が出てしまいます。
ですが、実は脂質は油脂の総称であり、油と脂と分類するとそれぞれの特徴は異なります
では油と脂はどう違うか?
どちらを選ぶべきか?
これを知りましょう👉 

油の特徴

主に植物性で常温で液体になるもの。
不飽和脂肪酸を多く含み健康にいい。
特に不飽和脂肪酸の一部は、人間が体内で生成できない重要成分の必須脂肪酸です。

オリーブオイル、ごま油、なたね油、米油、などが該当します。
加えて、魚の油もこちらの仲間です。
魚に“脂が乗る”と言って混乱しますが、それは豊かな味わいやジューシーさを感じる単なる表現の一種だそう。 

脂の特徴

主に動物性で常温で固まるもの。
飽和脂肪酸が多く含まれ摂り過ぎると害になる。
牛や豚などのお肉全般に加え、乳製品やそれを使用した加工品全てが分類されます。

結論!油を摂って脂は控えるべき!でも注意も。

油は健康にもよいため、摂りましょう!
一般的に体内の脂肪量は年齢とともに減少するので、歳をとるほどに積極的に油は摂るべきです🍴

でも油を選ぶ時に注意があります。
それは、油の製法
植物性の油でも、大量生産のため溶剤など薬剤で化学的に抽出されたものがありますので気をつけましょう。
代わりに、伝統製法である圧搾製法のものを選びましょう。
圧搾製法は自然な方法で油を搾るため、体への被害もない上に原料の風味と栄養もそのままです♪

健康的で正しい油ライフをお過ごしください♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です