語学で脳トレ…英語ならではの遊び心のある話

2023年10月25日 2023年11月24日

ALMATRADE

今回のお話を英語で聞き流したい方はこちら！

この記事に書いてあること

言語コミュニケーションには共感力や想像力が必要

日本語でもそうですが、シャレや言葉のニュアンスを汲み取るには共感力や想像力が必要ですよね！
だから語学は、脳にいいと言われます。
そこで今回は英語ならではの言葉の遊び心のあるお話を3つ、紹介したいと思います。
人生教訓にもなるもの、シャレが効いていて思わず笑ってしまうもの、考えさせられるものと、いずれにしても、気持ちが少し前向きになれるようなものばかりです。
ぜひ英語の世界観を感じ取り、脳も心も刺激してみてください！

1)
If plan A doesn’t work out…
プランAがダメなら…

If plan A doesn’t work out, let’s try plan A to start.
If it doesn’t work out, let’s try plan B
If it doesn’t work out, let’s try plan C.

Just take it easy.
Remember there are 23 letters still left in the Alphabet.

訳）

プランAがダメなら、まずはプランAを試してみよう
それがダメならプランBを試してみよう
それがダメならプランCを試してみよう

大丈夫だよ
それでもまだアルファベットには、23文字残っているからね

日本でもよく、何か計画を立てるとき、プランA、プランB、プランCと、アルファベットを使っていくつかの案を出しますよね。
そして一つずつの案を試してみますが、プランAはダメ、プランBもダメ、プランCもダメ、と続くと落ち込みませんか？

でもアルファベットはAからZまで全部で26文字あるわけなので、プランCまでダメでもプランD、プランE、プランFと続けられるから大丈夫だと、と背中を押してくれているんですね！

2)
When you are lost…
迷った時は…

If you are unsure which way to move forward, just go right.
Because it’s always right.
訳）

もしも進むべき道に悩んだ時はとにかく右に行け
なぜならそれがいつも正しいから

“right”には”右”という意味と”正しい”という意味があるので、これは単にシャレです…
右に昔社会は右利きを中心に作られていたので、そのときの名残りだとか。
でも妙に説得力があるので、迷ったら右に進むといいかもしれません！

3)
A gift for you today
今日のあなたへの贈り物

Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
Isn’t that why we call it the present!
訳）

昨日は過ぎ去り過去のこと。
明日はまだ見ぬ謎のこと。
今日は授かり物。

だから”今”を”プレゼント”って言うんですよね!

英語で”gift”は贈り物。
少しかしこまった印象かつ価値のあるものを、目上の人から目下の人へ贈る贈りものを指します。

同じく”present”も贈り物。
こちらは特に決まりなく誰にでも与えられるもの。
それから”present”には、“今”という意味もあります。

この話では”今日という日はGIFTで、だから今をPRESENT”って言うんだ、と言っているんですね。

これは、作家Alice Morse Earle（アリス・モース・アール）が、”Sun Dials and Roses of Yesterday: Garden Delights Which Are Here Displayed In Very Truth And Are Moreover Regarded As Emblems”というとても長い名前の本の中に書いた散文詩です。
後に、アメリカ合衆国第26代大統領Theodore Roosevelt（セオドア・ルーズベルト）の夫人、Elenor Roosevelt（エレノア・ルーズベルト）がスピーチで言ったことで有名になりました。

“今”っていう瞬間が、あなたへのプレゼント。
そう考えたら素敵じゃないですか？