長寿だけど、健康じゃない日本人

数字で見る日本人の最後…

日本人の平均寿命はそれぞれ以下です。
・男性 → 81.41年
・女性 → 87.45年
一方、平均健康寿命は以下です。
・男性 → 72.68年
・女性 → 75.38年
(2019年時点)

以上のことから、平均寿命と健康寿命の差は男性が8.73年、女性が12.07年となります。
誰だって生きている時間最大限を健康で過ごしたいと思っているはずですが、実際は平均して約10年も、健康ではない時間が最後に待っているんですね。

病気大国だった日本…

長生きするから健康だ、と疑いもなく思ってしまうのかもしれませんが、日本は実際に病気大国です。
例えば日本の認知症有病率は2.33%で、OECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国のうち1番です。
OECDの平均1.48%と比べても特に高く、2位イタリア3位ドイツとも大きな差があります。
高齢者が増えているからという理由もありますが、実は64歳以下の若年生認知症の有病率も増加しています。

それから、日本の死因の第一位は癌で日本人の2人に1人がなっていますが、癌患者が増え続けているのは先進国の中でも日本だけです。
欧米では癌患者の数は毎年5%ずつ減っているんです。

“健康”の文字に隠される意味…

誰だって生きている時間最大限を健康で過ごしたいですよね?
ところで、“健康” に気を遣おう、と考えるときのその健康って、何を指していますか?
大体の人が、体や体の機能または内臓のことを思い浮かべるかと思いますが、それだと半分しか正解ではありません。
といのも実は “健康” という言葉は、単に体のことだけを言っているのではないんです。

“健康” とは、”健体康心” の略語なんです。
健康という意味にはもともと “心(こころ)” という字が入っていたわけです。
身体が健全であればそれでいい、というわけではないんですね。
むしろ “康らか” とは、穏やかで平安な心情を指す言葉です。
身体(体)が健やかであり、かつ精神(心)が康らか(やすらか)であることで、はじめて本当に健康だと言えます。

真の健康になるためには4つのこと、食事・運動・睡眠・そして健全な社会との関わりが大事。
今からでも、見直すのは遅くありません!

あなたは死ぬまで、元気で過ごしますよね?

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