部屋の空気は汚い

部屋の空気は外の空気の2倍汚い

ヒトが体内に摂取する物質の83%は空気。
そのうちの57%は室内の空気。

（臨床環境医学より出典）

つまり“ヒトが体内に吸収しているものの半分が室内の空気”です。

人間の体は外で過ごすことを前提に設計されているのに、現代人は圧倒的にインドアになっていますよね。
その屋内型の生活が続く結果、体がやわになっているなんて言われますが💦
その原因は運動量が低下しているからだけではなくて【室内の空気】でもあるんです💡

先に書いた通り、ヒトはとにかく室内空気を大量に体内に吸収していますが、残念なことに室内の空気は外気の2倍以上汚れているという事実があるんです…。

というのも、PM2.5などの排気ガスや花粉などは外気を漂っているものの微細なため、室内にも入ってくるから。
これに加えて室内には、ヒトのフケや皮膚などの老廃物、生活用品から出るホコリや繊維、ダニ、その他の化学物質などまであります。
ペットを飼っていたり、タバコを吸っていたりすればなおさら空気は悪くなりますし。
そしてとどめに、室内の空気は循環しないことですね！

室内にいると気が滅入る理由

室内に長くこもっていると気が滅入るという感覚を体験したことがある人は少なくないはずですが、これって社交性の欠如によるメンタル的な影響だけじゃなく、室内の空気環境による負担でもあるかもしれないと考えられているんですよね。
汚染されている室内空気の中に長時間いるということは、体は常に体内に侵入してくる病原体と戦っていることになるので、本人は休んでいるつもりでも実は体内細胞は働き続けていて、それが過剰になれば免疫のバランスが崩れるというわけ。
そうなれば病気にもなりますし、作業効率も低下してしまいます。

室内空気を清潔に保つために、普段から掃除や換気は必須…
それからもちろん、意識的に外に出ることも大事ですね。
ちなみに雨の日って外に出るのが億劫になりがちですが、でも実は、雨が空気中の汚染物質を落としてくれるから、空気はとても綺麗なんだそうですよ。
なんだかんだみんな、仕事でもプライベートでも室内・屋内で過ごす時間の方が多いと思いますが、やはりできる限り外に出た方がよさそうですね🌱