納豆せっかく食べるなら、ちょっと高くてもいいものを選びたい理由
始まりから世界的健康食材になるまで
納豆の始まりは諸説ありますが、有力なのは平安時代。
それ以前からある味噌や醤油などの発酵食品から派生して作られるようになりました。
発祥の地である茨城県一帯は古くから修験道の修行場だったため、当時の修験者たちが節制のために食べ始めたと言われています。
そしてあの独特な風味や粘り気が特徴的で庶民にも好まれるようになり、それが今日、世界中で奇跡の食品とまで言われるほどの食材になったわけです。
そんな納豆が最高の健康食材と呼ばれる理由、それはなんといっても酵素”ナットウキナーゼ”です。
”納豆博士”の異名を持つ日本人生理学者須見氏がアメリカのシカゴ大学で研究中に発見して、命名しました。
ナットウキナーゼは納豆からしか摂れない栄養素で、血液の浄化作用があるとされます。
血液の浄化で血流がよくなるから、体内に新鮮な栄養と酸素が十分に届くことになります。
だから納豆には、腸内環境の調整や血糖値上昇の防止、体内組織の強化、アレルギーの改善など、メリットばかりなんです。
もとが安いからこそ、ちょっとくらい高くても”いいもの”を
それから忘れてはいけないもう1つのメリットがありますね。
それは、納豆は”安い”ことです。
スーパーでも3パック1セット100円台で売っています。
…と、嬉しいことなんですが、そんなふうに元が安い納豆だからこそ、提案です。
ちょっと高くてもいいものを買いませんか?
というよりも、安い納豆には注意が必要です⚠️
なぜなら、安い納豆には質がよくない物もあるからです。
こうした納豆は例えば、発酵過程が短かかったり、人工的な納豆菌や遺伝子組み換えの豆を使用したりしていることがあります。
そうなると、栄養が十分に摂れないどころか、体によくないことだって出てきてしまいます。
さらに言えば、付属で売られているタレやカラシも注意です。
これらは添加物の塊であり、食べ物ではありません。
なので、食べるのはやめましょう!
別途、醤油や塩で食べるようにしましょう♪
正しい理解で美味しく味わう
ところで、納豆ってそもそも腐ってるのにどうして賞味期限とかあるんだろうね?という声を聞きます。
これはよくある誤認識です。
食べ物には細菌や微生物や酵素が必ず存在していて、その細菌のうち有害なものが活発に働くと食べ物は腐っていきます。
一方で納豆のように微生物や酵素が働き旨味などを作り出すとなると、腐敗のように見えてもこれは”発酵”です。
”もともと腐ってるからまだ大丈夫だろう”という認識ではなく、賞味期限内にしっかり味わって食べましょう♪