夏野菜の毒に注意
夏は野菜が安くて美味しくていい…でもその代表的野菜には注意!
夏野菜の代表格といえば、ナス科の野菜です。
ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン、パプリカ、唐辛子などが挙げられます。
夏は野菜が美味しいし安いですから、ついつい食べすぎてしまうのですが、実はこのナス科の野菜には注意が必要です。
それは…”レクチン”という物質です。
植物が身を守るために自然に備えている毒で、”植物毒”とも呼ばれます。
これが特にナス科の野菜に多く含まれるんです!
レクチンはタンパク質の一種で自然に摂る分には問題ないのですが、食べ過ぎると体内に蓄積し、細胞膜を覆う糖質にくっついて慢性炎症を引き起こします。
ナス科アレルギーと呼ばれる症状でもあります。
実はナス科アレルギーの素質は多くの人にあるものの、ほとんどが無自覚のため割と問題視されています👀
具体的な症状はというと、食後口がチクチクしたり顔舌喉が腫れたりという明らかな症状もあれば、肌荒れや口内炎、下痢などなかなか原因を特定しづらいものまでです。
これ以外にも弊害はあります。
例えば、満腹ホルモン”レプチン”の抵抗性を高めるとも言われます。
本来は食事中満腹になると脳がそれをキャッチするのにその情報が伝わりづらくなり、過食になってしまうんです。
普段から注意しておこう
微妙な体調不良が続くのに原因に心当たりがなければ、ナス科野菜を食べすぎてないかを見直してみましょう。
具体的には、2週間程度食べるのをやめてみましょう。
それで体調の改善が実感できれば原因はそのナス科野菜かもしれません…
グルテンや乳製品同様レクチンにも不耐性症状が増えていますので、注意です。
とは言っても本来はナス科野菜は栄養満点でさらに健康効果も高いので食べるべきです。
どうすればいいか?
レクチンを取り除けばいいんです。
皮を剥き、できれば種も取り除き、長めの加熱で調理するのがオススメです!
やっぱり最終的にはバランスが大事なんですよね。
レクチンに限らず野菜にはそれぞれ自然の植物毒が少なからず備わっています。
同じ野菜を食べ続けることは特定の栄養素に加えて特定の毒を摂取することでもありますから…
いろんな野菜をバランスよく食べましょう🌱
“夏野菜の毒に注意” に対して1件のコメントがあります。