体は食事で酸性化する？だから食べようアルカリ食品

体内の酸とアルカリのバランス

体内には酸性とアルカリ性のバランスの調節機能があり正常に生体機能を維持するため常に働いています。
この働きを酸塩基平衡（さんえんきへいこう）と呼びます。
主に呼吸器系と腎臓がその役割を担っています。 
この体内の酸とアルカリのバランスはpH（ペーハー）という数値で表され、数値が上がるごとに酸性からアルカリ性になります。
中性と言われる指数は7.0ですが、人体内は7.4程度の弱アルカリ性がちょうどいい状態と言われます。

ところが最近は体が酸性化する人が増加中です。
体が酸性に傾くことをアシドーシスと呼び、この状態が続くとだるさや疲労感免疫力低下、肌荒れや老化を引き起こしているんです。

食生活があなたを酸性化する

なんで体が酸性になってしまうのか、その理由の一つが食生活です。
特に、現代人が体を酸性化する食材を好んで食べる傾向にあることが原因です。
体を酸性化する代表食材はお肉や魚介類、お米、パン。
それから糖分、乳製品、人工添加物や過剰な塩分も該当しますので、加工食品は全般当てはまりますね…
身の回りで普段がよく食べる物ばかり。
ちなみにアルコールも酸性化力が高いです🍺

だからこそ取り入れるべきなのが食事改善、つまり“アルカリ性の食品を食べること“です。
アルカリ性食材は野菜や果物、海藻全般とそれから大豆製品と梅干しです。

ちなみに梅干しについては特記しておく必要があると思いますが、酸っぱいので酸性と思われがちですがアルカリ性食材なんです。
でもただ体をアルカリ性にしてくれるだけでなく、全般的な健康効果が最近の研究で認められているすごい食材です。
レモンや糠漬けなども同様で、食べる前は酸性ですが食後体内でアルカリ性物質に変換されます。
基本的に、疲れが溜まった時にすっぱいものを食べるといいと言われる理由はこれですね。 

体が酸性化するの長期にわたる偏食が原因です。
ということは、中性化もまた長い時間を要するということ。
数日での短期的な効果は期待せず、焦らず毎日少しずつでいいので、アルカリ性食品を食べ続けましょう🌱