まさか皮、剥いてない!? 現代人に欠かせないあの食材

低体温化、ご存知ですか?

低体温化に悩む現代人が増えていることを知っていますか?
屋内環境や食生活の変化により平均体温が低くなることです。
体温が低下し内臓が冷え、胃腸の働きが悪くなる上、免疫力が低下し自律神経も乱れます。
結果、慢性的に微妙な体調不良がある状態になります。
そしてそういう状態の人が増えています。

そんな現代人こそ食べるべきなのが生姜です。
理由は、生姜が血行を促し体を温める作用にあります。
季節に関係なく体を中から健康的に温めることができ、低体温化も防ぎます。 

生姜の成分と注意点

生姜の成分といえばなんといってもショウガオール
生姜に含まれる代表的な辛味成分で、高い殺菌効果と体を温めてくれる血行促進の作用があります。
ちなみにその成分名の由来は第一発見者の日本人化学者・野村博氏がつけたとされます。
英語ではGingerol(ジンジャーオール)と呼びます。

その他にも生姜には栄養素や生理活性物質がいっぱいです。
ビタミン・ミネラル…ビタミンCやビタミンB6、マグネシウム、カリウム、鉄などのビタミンやミネラル。免疫力や体内の代謝サポート作用がある。
ジンゲロール…辛味成分。血行促進・肝機能向上・発汗作用・抗酸化作用・保温作用がある。
ジンゲロン…辛味成分。血行促進・基礎代謝向上・脂肪燃焼作用がある。
シネオール…香り成分。便秘改善・利尿促進・解毒作用・疲労回復作用がある。
ぜひ普段から料理に取り入れたい食材ですよね!

さてそんな毎日でも食べたい生姜ですが注意するべき食べ方があります。
それは、皮を剥かずに食べることです。
生姜の栄養や香りは特に皮付近に多く含まれるため、皮を剥くとそれがなくなってしまいます。
もったいないですよね。
窪みについてうまく落ちない泥も実を折ってあげればOKです。

他にも注意するべき食べ方があります。
・調理時の加熱は100度まで⚠️
ショウガオールは100度を超えると成分の効果が薄れてしまいます。
・すりおろしは鮮度が命⚠️
すりおろしてから3分経つと有効成分の効果が減ると言われています。
おろすのは食べる直前にしましょう。

魔除け?漢方?すごい食材

生姜は中央アジア辺り原産で、何千年も前から食べられていると考えられています。
香辛料としてはもちろん、無病息災の魔除けとしても重宝されてきた食材です。
古代エジプトでは死者とともにお墓に埋葬されてもいたそうです。
現代でも欧米では、イギリス発祥のクッキー・ジンジャーブレッドマンとして無病息災を祈願するシンボルとして使われています。

漢方で”気と血”のバランス調整効果があり、現代医療用漢方でも7割に使われています。
気と血を巡らせるストレス軽減にもなるとか…!

普段から食べて心身ともに健康でいたいですね🌱

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