安い食べ物には大体これが!! 知っておくべき添加物•リン酸塩
安いことに疑問を持とう
スーパーやコンビニで売られている食べ物やファミレスやファストフードで提供されている飲み物…
あまりの安さにふと、こんなに安くて売り手はちゃんと利益が出せているのか??と思うことはありますよね。
食品がありえないほど安く提供できる理由の一つは食品添加物です。
特に知っておくべきなのはリン酸塩という種類のもの。
リン酸塩の最大の効果は増量。
例えばコーヒーの抽出時にコーヒーの粉にリン酸塩を混ぜれば通常の3倍以上の量が獲れるようになります。
それからリン酸塩にはpHの緩衝作用、簡単に言えば風味を向上させる力に、着色料の退色や変色を防止する効果まであります。
さらには乳性品に重宝される分散防止効果、結晶生成防止効果、酸化防止効果などもあり…もう万能すぎてお手上げです🙌
つまりコーヒーで言えば、リン酸塩を使えば使うほど量を絞り出せるのに味は薄まるどころか風味がちゃんとあり、その上で原価が抑えられるということ。
いわくつきのリン酸塩
こんな最強な添加物、メーカー側が使いたがらないはずがありませんよね。
もれなく実はこのリン酸塩、いわくつきです。
もう50年も前くらいから世界的に毒性が問題視されている食品添加物の一つなんです。
最近では2017年EUでリン酸塩の不使用が打ち出されこれを受け日本でも同様の動きはあったりしました(結局その後変わっていないように思いますが)。
ただし誤解を与えないよう正確に言えば、リン酸塩自体が悪いのではありません。
人は1日に最低でも0.7〜0.8gのリン酸が必要です。
では問題は何かというと、現代人がリン酸塩を過剰摂取してしまっていること。
リンの摂取上限目安量は成人で1日3gと言われますが、一般的にお肉・魚介類・野菜などのバランスのいい食事を自炊したとしてそれだけで実は1.5〜2gのリン酸が摂れてしまうと言われます。
ところが現代ではリン酸塩は飲料だけでなく加工食品全般に使用されているため、そういう食事ばかりしていると不必要に摂り過ぎになってしまうんです。
過剰摂取し続けた場合の具体的な毒性はというと歯や骨の代謝障害などのリスク。
特に心配なのは骨が弱くなること。
現代の子供は人類の中でも最もリン酸塩を摂取している世代で、どうりで歯の疾病率が高いそう。
1970年代にはすでに普及していたことを考えれば、人類で言うと現在の子供達が”リン酸塩3世”になります。
動物実験ではネズミにリン酸塩を添加したエサを3代にわたり与えたところ、3代目の歯の摩耗が顕著にひどくなったという研究もあります。
一つの悪を退治したとしても…
じゃあこれから何か食品を買う時は表示をよく見て”リン酸塩”と書いてないものを選ぼう…としてもこれではまだ甘く🖐️
なぜならリン酸塩は現在の食品表示では”調味料(アミノ酸等)”という一括表示で隠されてしまっているからです。
結論、表示を見て選ぶならこの”調味料(アミノ酸等)”の表示があるものを避けるべきです!!
もちろんこうしてメーカーは物質名を一括表示で隠せてしまうことは法理違反ではもちろんありませんが、なんともうまくできているなとしか言いようがありません。
グレー感も否めませんよね。
だからと言って突き詰めたところで、正直どうにもならないものなんです。
だって仮に法律上でリン酸塩が使えなくなったって、似たような添加物はすぐに生まれてくるはずだからです。
本当に大事なのは単純に、安い飲料や食品は”買わない・食べない・飲まない”ことです🌱
消費者側が毎日買うものはそのものの需要を決める投票のようなものですから。
需要をなくすには買わない・消費しない、しかありません。
物の値段には必ず理由がある。
安いものには安いものなりの理由がありますね!