大事なのは“回復食”… 断食よりもブレックファスト
BREAKFASTの語源と本当の意味
朝ごはんは英語で“BREAKFAST”ですよね🤔
これはまず、FASTが“断食”という意味。
そしてBREAKには“壊す”の他に“継続しているものを絶つ”という意味もあります。
つまり朝ごはんBREAKFASTとはFASTをBREAKする=“断食を絶つ”という意味なんです!!
ではどうして朝ごはんが断食を絶つのか??
それは多くの人が通常夕食後から翌朝までの時間は休んだり睡眠をとったりして長い時間何も食べないので、夜が【断食時間扱い】だからです。
そして断食を破り朝最初に食べるから BREAKFASTということで。
断食の効果
断食は“ファスティング”とも呼ばれ、近年健康志向の人たちの間で注目されています🎯
それはなぜかと言えば、免疫力の向上、腸内環境の改善、毒素の排出(デトックス)などの効果があるからです✨
なので、最近はわざわざ1日16時間のプチ断食状態を作る人もいるほど。
16時間以上空腹状態が続くと、自分の細胞が体内で古い細胞を食べてくれるという“オートファジー効果”が現れるので、それを期待してのことです。
▶︎オートファジーに関してはこちらの投稿【オートファジーとプチ断食で、お腹がすくたび生まれ変わるよ】をご覧ください🌱
肝心なのは断食よりも“回復食”
でも、実は断食で肝心なのは断食してる間ではなく、その後の食事の方です。
この断食が明けた後に食べる食事のことこそが“回復食”💡
ちなみに宗教的な本来の断食でも特に気を配るのが断食明けの1食目とされています。
実際、断食を行う宗教はいくつかありますが、中でもイスラム教が有名で、毎年3月ごろに約1か月の断食月(ラマダン)があります。
さて、では、なぜ回復食が大事なのか??
理由はいたってシンプルです。
当たり前ですが断食すればお腹が減きますよね??
でも、だからと言ってそこで食欲に任せてガツガツと食べてしまったら、空腹の弱った胃腸に逆に負担がかかるからです。
ガツ食いしてしまったら、オートファジーも何も効果は台無しです。
なので、断食後は食欲を満たす食事ではなくて、体を労る回復食を心がけることが大事です✨
味の濃いものや胃に負担がかかる食事は避けて温野菜やお味噌汁にして。
いわゆる精進料理的なものですね🇯🇵
そしてさらにそれを一口100回くらい噛んでゆっくり食べるのがベストです。
せっかくなら気をつけたい注意点
現代では朝抜きファスティングが流行っているようですが、BREAKFASTの語源と元々の意味で言えば、夜を断食時間にするのがいいと言えそうです💡
回復食の朝ごはんはゆっくり時間をかけて食べるのがオススメ。
あと、16時間プチ断食のよくある誤解ですが。
“忙しくてご飯が食べれない”のと“意識的に環境を作って1食抜く”のは全く別物ですので注意が必要です⚠️
試すときはちゃんと“意識的に食事を抜くこと”が大事ですね🌱
ステキなファスティングライフを✨