気持ちを切り替える言語化ワーク:感情ラベリング(Affect Labeling)
なんだかモヤモヤするときは
リラックスしたいのに…
ですがやりたいことができなかったり仕事で忙しかったりや子育てに追われたり、不完全燃焼な気分がある状態だとどうも落ち着かないですよね!
そんなときにオススメなのが、感情の言語化です!
感情ラベリング(英語ではAffect Labeling または Labeling Emotion)と呼びます。
2012年にアメリカで研究された心理ワークで、ビジネスパーソンを中心に関心が高まっています。
まずこの研究によると、人によるストレスの感じ方とその原因は以下の通り。
・ストレスを感じやすい人 → ネガティブな感情が曖昧な状態になっている
・ストレスを感じにくい人 → ネガティブな感情を区別して認識できている
ストレスを感じやすい人は何か嫌なことがあって嫌な気持ちになっても、それが “何なのか” を明確にしないまま抱え込んでいます。
心の中が、なんか気が進まないな、なんかやだな、とはモヤモヤした感覚です。
この状態では自分が何が嫌なのか、そもそもその嫌な感覚は、悲しいのか悔しいのか心配なのか不安なのかがはっきりしません。
そのモヤを解消するのがこの言語化ワーク・感情ラベリングです。
あえてネガティブな感情に向き合い、その感情の一つ一つに名前をつけてあげる(=ラベルを貼ってあげる)んです。
あえて傷口に触れてみる?
できれば、嫌なことは思い出したくも考えたくもないですよね?
いやなことは忘れて寝てしまおう!というお決まりのフレーズもあるほどです。
ですが研究者によると、ネガティブな感情を明確にした方がストレスは収まりやすいとのこと。
なんとなく嫌な気分になったら、その感情について考え “これはこうだ、だから嫌なんだ” と理解をして、”この気持ちは●●だ” と名前をつけてあげることが大事なんです。
普段なるべく使うのを避けるようにしていればなお馴染みがないかもしれませんが、ネガティブ感情にもたくさん名前があります。
悲しみ、不安、心配、執着、嫉妬、怒り、不満、恥、後悔、妬み、嫌悪、罪悪感。など。
でも、あえて自分の感情に名前をつけて呼んであげると、なんとなく親やすくなりますね。
理解してあげることで心が落ち着く感覚にもなれます。
試してみましょう♪
そうしたらきっとフレッシュな気持ちで過ごせます♪